2012年 8月

▲6歳2ヵ月の男の子(3歳6ヵ月入園) 桜花保育園
 (長崎県島原市亀の甲町乙100  TEL:0957−62−3834 園長 蒲池 龍眼)
 今年の年長児13人の大きな保育課題は、"仲間とのつながり" でした。年長児の課題である鉄棒や跳び箱など、出来なかったことが出来るようになったことで一人一人が自信をつけ、次第に仲間へも目を向けるようになっていきました。九州11園の合宿交流保育で行った昔話『さるかに』の劇(9月合宿)やアイヌ民話『オキクルミ』のリズム(2月合宿)は、園内でも「もう一度自分たちでつくろう」と年長児による創作活動へと発展しました。その中で、仲間と一緒に一つのものを創ることの楽しさを十分に味わいました。そして、その保育活動を支えたのは、合宿資金つくりを頑張った親集団です。
 東日本大震災後、全国の人の手が結ばれる時である願いを持って、卒園の日『手のうた』を全員で歌いました。"君のその手はみんなとつなぐ手" という歌詞の通り、子どもと保育者と親たちみんなで手をつないでの大合唱となり、今年の一年を締めくくることが出来ました。
 この絵は『ドリトル先生アフリカゆき』のドリトル先生たちがアフリカから帰る途中に、海賊船に乗り込んだ場面を描きました。