2017年 10月

▲6歳2ヵ月の男の子(3年3ヵ月保育)
おひさま保育園(愛知県名古屋市緑区大高町字向山51 TEL 052−624−5941 園長 淺野 生子)

 30年目を迎えるNPO法人の無認可保育園で、大都市名古屋の中でも緑豊かな自然が残る大高城跡公園に隣接しています。「自然の中で仲間と共に遊びきること」「豊かな文化に触れること」を大切に、しなやかな身体と心を育てる保育をすすめてきました。
 この子は2歳11ヵ月で入園。入園当初から、かん高い声でおしゃべりのとまらない子どもでした。3歳頃になると電車や字への関心が強くなり、どの絵にも必ず電車を描くようになりました。一人で電車の世界で遊んでいることが多くなってきたので生活を見直し、「生活リズム(早起き・昼寝・早寝)」「何でも食べること」「身体づくり」の三本柱を園と家庭で大切にしていくことにしました。家庭では、保育園が休みの日には山登りをするなど、自然の中で本物にふれるよう努力してきました。そして、年長の秋頃には課題や制作・運動会を通じて、苦手なことを少しずつ頑張る姿に変わってきました。年長児は男の子3人で、多くの仲間との育ちあいの場を求め他園との年長交流保育を重ねていく中で、仲間のことを考える力も育っていきました。
 この絵は、卒園式後に浅間大社(せんげんたいしゃ)の森の中へ富士山を見に行ったときに描いたものです。そこには電車は描かれておらず、小川があり鳥がさえずり、木々が沢山そびえたち、木々の間からは富士山の雄姿が見えます。