2006年4月



6歳3ヵ月の女の子(6年1ヵ月保育)
はなのわ保育園 茨城県ひたちなか市東石川2632
電話: 029−273−0493 園長:坂主 恵子


 開園32年目の認可保育園。子どもたちみんなの幸せのために「勝田に幼児の施設を!」という運動の積み重ねのうえに誕生しました。「子どもは発達や家庭状況等様々な違いがあっても皆平等である」ことを保育のなかで貫くことを方針のひとつとしています。
  この子は産休明けからの入園でした。生後間もなく眼振に気づき通院がはじまりました。当初は眼鏡をかけても視力の回復は難しいということでした。1歳〜2歳時期は、部屋の隅や狭い場所での一人遊びが多く、友達に触られたりすると驚いて大泣きし、激しく泣き続けることも多々ありました。保育者とはおしゃべりも歌もおいかけっこも大好きでした。散歩は凸凹道・階段・ちょっとした段差なども怖がり、大人と手を繋いで歩きました。
  3歳時期には喘息発作もでてきて、気持ちもすっきりせず体の異常を訴えることが続きましたが、この頃には特定の仲良しもでき一緒に遊ぶようになりました。
  西洋・東洋医学の治療などで、「全身の筋力を強めること、本人が『見たい』という意志をもってものを『見る』ことが視力を高める」との助言をうけ、毎朝の雑巾がけ・リズム遊び・散歩に取り組みました。また休日は家族の協力のなか数人の友達と一緒に海や野山へ行ったり、それぞれの家に泊まりにいったりしながら友達とのかかわりを深めていきました。そして本人の「仲間と遊びたい」「仲間と一緒に作りたい」などの気持ちを大切にしながら年長組の一年を過ごしました。卒園期には眼鏡使用で両眼0.3の視力を獲得していました。茨城の年長児交流のリズム遊び・山登り・年長合宿などでたくさんの他園の友達もでき、毎回待ち望んでの参加でした。
  楽しかったお花見の体験を丁寧に少しづつ、少しづつ何日もかけて完成させた絵です。