2009年12月



▲6歳の女の子(5年6ヵ月保育) こばと保育園
(島根県松江市八雲台1−1−2 ・0852−26−7161 園長 錦織政代)


 無認可時代を経て30年を迎えました。そして2007年度には地域の協力を得て、定員を60人から90人に増やし、0歳児から2歳児までが生活できる“ぽっぽ舎”を建設しました。

 園は住宅地の中にあり、まわりの自然環境も年々悪くなってきていますが、四季折々の自然を求めて散歩、山登り、キャンプ、川遊び、雪遊びに出かけ、五感で感じ取る体験をたくさんしてきました。そして、リズム遊びや外遊びでしっかり体を動かしていくことも大切に保育をしてきました。また年長になって課題を一つずつていねいに取り組む中で、一人ひとりがやりきるまでみんなで待つことを大切にしてきました。全員が出来たときは、みんなで喜び合える仲間になりました。

 この子は、初めて挑戦することや苦手なことには、思い切ってぶつかっていけない子でした。4歳の頃にはリズムでもスキップや走るリズムになると出ませんでした。年長になっても運動会への取り組みの中で、鉄棒やとび箱に向かうときに「できらんもん」と言ってすぐにあきらめてしまう姿がみられましたが、友だちの励ましを受けながら一つひとつ課題をやり遂げる度に、少しずつ自信をつけていきました。とび箱では、なかなか跳べなかった5段の横を跳ぶことができると表情がぐんと明るくなり、「5段の縦を跳びたい!」と言って卒園式前には5段の縦に挑戦。あきらめることなく何度もとび箱に向かい、見事に跳び越し誇らしげでした。

 この絵は『森は生きている』のお話を聞いた後にじっくり時間をかけて描いた絵です。