2015年 11月

▲6歳8ヵ月の女の子(4年11ヵ月保育)
そとの保育園(茨城県石岡市東大橋1639−2 0299−26−3508 園長 藤枝 節子)


 そとの保育園は1974年(昭和49年)に創立し、29年の時を経て2004年(平成16年)に認可を受けました。
 0歳から就学前の子どもの全面発達を願い保育をしてきました。保育の質を高めるには横の繋がりを持ちたい、茨城の保育実践に学びたいとの思いで、5年前に全国保育実践交流連絡会に入会しました。年長児のリズム交流保育や近隣園との交流合宿、大人も歌やリズムの学習会、各年齢児部会へと参加を重ねてきました。今では子どもは交流を楽しみに、大人も大切な学びの場として参加しています。
 園の周りには豊かな自然が広がっており、ザリガニやどじょうなど様々な生き物に触れ合えます。園のすぐ近くにある『キラキラの森』(子どもたちの呼称)では、落葉樹や果樹が植えられ、四季折々の自然を感じることができます。みかんやアケビは子どもたちの大好物です。時には木登りや崖登り、探検や基地づくりなど、わくわくする遊びが展開されています。
 この子は1歳11ヵ月で入園。食べることが大好きで、散歩では毎回食べきれないくらいのノビルをお土産にしました。想像力も豊かで、4歳児の時には自分でお話をつくったり、年長になってからの劇あそびでは、役になりきって楽しむ姿が見られました。小さい頃に友だちとたくさんケンカをした分、自分の思いをしっかりと言葉で伝えられるようになり、話し合いの時にもみんなの意見を聞いてくれる頼りになる存在になりました。
 この絵は『森は生きている』の劇を観に行った時に印象に残った場面を描きました。