公立保育所の民営化を受け、野いちご保育園になって17年が経ちました。住宅が増え、周辺の自然は次第に失われていますが、自然を求めての散歩や毎日の雑巾がけ、土台のリズムを丁寧に行うことを大切にしています。
1、2歳児クラスの時にコロナ禍になり大変な状況の中でも、制限を最小限に抑え職員間で話し合いながら「食べる・寝る・遊ぶ」をしっかり保障し、保育をしてきました。
この絵を描いたのは双子の姉弟です。卒園式後、彼らの父親から「いろいろな園を見学し、園庭で元気に遊ぶ子どもたちの姿を見たときに、ここだ!と思い入園を決めた。はじめは先生も保護者も何て手間のかかることをするんだろうと思っていたが、年長になって我が子たちの成長する姿を見て、その手間が意味するものを理解した。この保育園を選んでよかった。」と話してくれました。この言葉は私たちにとって、大きな励みになりました。
小さい頃はあまり絵を描きたがらない子たちでしたが、年長になって姉妹園との交流や合宿など沢山の経験を重ねていくことで、少しずつ自信をつけ“もっと素敵になりたい”という気持ちも育ち、意欲的に絵を描くようになってきました。
この絵は『カエルの豆太』『わらしべ王子』のお話を読んでもらった後に、心に残った場面を描いたものです。
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