1998年8月

6歳5ヵ月の男の子(6年保育)
いわき・さくらんぼ保育園 園長 小野 正子  
1歳11ヵ月のときの絵
(入所は6ヵ月のとき)

  6ヵ月入所。生後2ヵ月頃、授乳児に、体のそりが気になったと母親の話。入園後、0歳児時期、眠りが浅く、下痢が続いたり、よく微熱を出した。無認可時代、父母、職員の努力、地域の人々に見守られて、広い庭、120坪の広い明るい乳児棟が完成したのは、1歳のお誕生日を過ぎた頃だった。4歳時期、気持ちの切り替えがむずかしい時もあったが、4歳児後半、5歳児クラスになると、ルールを自分たちで決め、良く遊んでいた。ロールマットは、やや力が入り気味だが、年長児後半、手が伸びるようになって、体も左右に動かせるようになった。リーダー的存在であった。この年もまた、子どもを真中にしての、父母、保母の連携を実感した卒園式であった。「ドリル先生アフリカ行き」を描いた。(小野)