1998年10月

6歳11ヵ月の女の子(6年保育)
如水保育園 園長 時田 正純
5歳11ヵ月のときの絵

  3姉妹の3番目、産後3日目に息が止まり、蘇生させた。癇が強い子なので3歳までは大事に育てなさいと医師に言われた。入院・投薬に追われる乳児期だったが、6年保育で、開園=登園、閉園=降園の生活、四季を通じて自然にふれ合う生活、日々のリズム遊び、畑づくり、年長としての仕事(雑巾掛け、ぼかし運び)をやりぬく事で次第に丈夫になって来、気持ちの面でも小さい子におもいやりのある、やさしい子に育った。この絵は卒園直前に海辺を散策、発見した大松に感動し遊んだ日を描いた。卒園後は毎日学童でよく遊び、親も学童設立期より役員をし“豊かな子ども時代”を過ごさせたいという思いで頑張っている。(時田)