1998年11月

6歳8ヵ月の男の子(2年保育)
ひまわり大保育園 園長 加藤 富美子
5歳8ヵ月のときの絵

  ひまわり第1保育園は園から3km程の所に、12年前保護者と職員が一緒になって建設した“山のホール”がある。『ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために』を目標に、年長はそこを生活の場として四季折おりの自然に触れ、動物の飼育をしたり、大好きな歌を唄って毎日を過してきた。本児は家庭環境が複雑な上に、4歳児からの入所であったが、仲間に支えられ、持ち前の明るさで乗り越えた。園生活がとても楽しく、仲間との生活のひとつひとつを新鮮に受けとめ、とくに合宿や他園との交流をとても楽しみにしていた。この絵は『青がえるの騎手』の読み聞かせの後で描いたもので、1番先頭で絵の端にスピード感あふれる青がえるの騎手が描かれている。(加藤)