2009年5月



▲6歳10ヵ月の女の子(6年2ヵ月保育) 錦保育園
(宮城県登米市迫町佐沼字錦132−2 0220−22−2647 園長 一村則廣)


 体験豊かで、楽しい年長時代を送らせたいと、錦保育園では年長の親全員でつくる運営委員会があります。会には、運営委員長、副委員長、会計、広報、記録、合宿時の献立係、荷物の詰め込み係(その他合宿時の食事作りも含め)等の係があり、親が主体的に活動する組織を伝統的に持っています。

 その会は月1回開き、子どもの様子や今の子どもたちにとって親は何をすればいいのかなど、子どもと共に成長、自立するための話し合いを持ってくれました。広報係は月に1度の『お便り』を出し、家族紹介などもあわせて発行していました。親たちが、その中で年長の子はみんな『我が子』という想いになり、保育士をも心強い想いにさせてくれました。

 東北地区の年齢別保育学習会や年長交流合宿をしていく中で、保育士同士は信頼関係を築いてきました。合宿で子どもたちはリズムや食事のときなど、多くの保育士に認められ励まされ、他園の子どもたちのこま回し縄とびなどリズムをする姿に刺激をうけました。14人の子どもたちは、10校の小学校に入学していきました。

 この子は、5人兄妹の4番目。入園してきた頃は、乾燥肌のために常にかきむしっていましたが、生活に見通しが持て誰にでもやさしいこの子は、小さなクラスの子どもたちも含めみんなの憧れでした。大人の伝えたいことをさっと読み取り、緊張してしまう一面があったので、保育士はそういうときはゆっくりとした気持ちで接してきました。学童保育はどうしょうかと家族が思い悩んでいたところ「私も錦の学童に行きたい」と自分で訴え、家族も了承してくれました。学童まで車で30分の距離を元気に通っています。この絵は『ホップ ステップ ジャンプくん』のお話を描きました。