2026年 8月

▲6歳5ヵ月の女の子(3年保育)
女の都こども園
長崎県長崎市女の都3−2−4
TEL:095−847−5727 園長 平 慶生

 0歳から年長まで顔が見えるようにと2021年に園舎を建て替え、幼稚園から幼保連携型認定こども園になりました。九州の交流園との学習会や研修を通して、職員みんなで子どもたちを保育することを大切にしています。

 2024年度の年長は20人で、初めて0歳児から入園した子が1人いました。お泊り保育や交流保育が不安な様子もありましたが、日常の遊びや生活の中で自信をつけることや不安な気持ちも仲間と話し合ってきました。運動会を過ぎた頃からあの子のように自分もやってみたい、仲間にも見て欲しいという気持ちが膨らみ、卒園期には跳び箱に挑戦し、かもしかやちょうのリズムあそびが大好きになりました。

 この子は小さい子や困っている子にもやさしい子でした。交流保育のリズムあそびでは、仲間より一歩前に出て縄跳びをしたり、年長期の新しいリズムあそびに挑戦しながら喜びいっぱいの表情を見せ、楽しんでいました。卒園式の跳び箱では踏板を離して自分の精一杯に挑戦し、卒園式後も小さい子たちのお昼寝を保育者のように手伝ってくれました。この子の両親は幼稚園時代から変化する園を見守り、最後に書いてくれた園への感謝の手紙は大きな励みになりました。

 この絵は『ドリトル先生アフリカ行き』のお話を聞いたあと、描きたいと思った場面を想像して描いたものです。