2002年8月

▲6歳9ヵ月の男の子(4年保育)
桜花保育園(長崎県島原市亀の甲町乙100
TEL0957−62−3834 園長 蒲池 稔彦)
 “園の方針が好き、我が子にはいっぱい遊んでほしい”といった母親の熱い思いがある一方で、なかなか自分を出せず身体も気持ちもかたく、とりわけ人との関わりでは些細な事にも怒ったり寂しがったり落ち込んだりする、そんなT君との出会いでした。
 プール遊びでの解放感を味わった3歳、紙ヒコーキとばしに凝りに凝った年中組の前半、そうした毎日の遊びの中で、少しづつ友だちを得て自分らしくあることへの自信をつくってきました。
 年長からは九州の姉妹園との交流保育が始まりました。その中で広い世界を知り、仲間をもとめてやまなくなった彼の心を“ドリトル先生アフリカゆき”の愉快な冒険のお話がとりこにしました。この絵はドリトル先生と海賊たちとのスリリングなやりとりの場面です。