保育カレンダーc
子どもの笑顔を守るために
スマホやタブレットが当たり前の時代になり、子どもの生活環境が急激に変化しています。その一方で、人間の長い進化の過程でつくられた発達のみちすじは変わりません。子どもは、今も昔も大人の愛情を受け、時間と空間と仲間が保障されて健やかに育ちます。私たち保育者は、どんな子も笑顔で過ごせることを大切にし、遊びたい・食べたい・寝たいという意欲や欲求を満たせるように環境を創っています。
私たちの保育で育っている子どもたちの笑顔を是非ご覧ください。
大人たちが手をつなぎ、子どもの笑顔が守られる社会にするために
①子どもたちの命を守りましょう
②誰もが安心して子どもを産み育て働ける社会にしていきましょう
③すべての子どもが必要な保育が受けられるようにしましょう
④安全・安心で質の高い保育を受けられるようにしましょう
⑤保育の配置基準の見直しを訴えていきましょう
仲間と遊ぶ
大人や仲間の中で安心して過ごしながら、次第に指差しをし「ジブンデ」「ミテミテ」と自分の気持ちを言葉で表すようになります。仲間とぶつかる経験もしながら、仲間と共に遊びや生活を創り、生きることの充実感を得ます。
自然で遊ぶ
豊かな自然や四季の変化の中で草花や生き物を発見したり、水や砂、土など変化する素材に触れ、全身を使って遊ぶことが大好きです。
夢中で遊びながら心も身体も解放されて笑顔になります。
食べて育つ
たくさん遊ぶとお腹が空きます。仲間と一緒に食べる食事はとても嬉しいものです。苦手な野菜も少しずつ食べられるようになります。
子どもは色や味、匂い、固さや時には音も聞きながら食事を楽しみます。
『食べることは生きること』と言われるように、安心してお腹いっぱい食べられるように工夫しています。
眠って育つ
たっぷり遊んで食べたら眠たくなります。
昔から『寝る子は育つ』というように、睡眠は大切です。
体を休めて疲れをとるだけでなく、寝ている間に心身ともに成長します。
私たちの園では、子どもたちがたっぷり自然と出会えるよう保育しています。
園庭開放をしているところもたくさんありますので、ぜひ訪ねてみてください。
》 各地域の紹介・とりくみ